サブリーダー座談会 『名プレーヤーが必ずしも、名コーチや名監督になれるわけではない。』という言葉があって、僕はそのあたりにプロセスとなるヒントが隠されているのでは

代表取締役
加納社長

司会
まず最初に加納社長にお伺いします。このサブリーダー会を発足された目的はなんでしょうか。
加納
成熟したかっこいい大人の集団を目指す、というのが目的です。
管理職とは。。。なんていう小難しい話ではなくて、うちの大きなテーマにもなっている、自身とその家族の幸せを追求しよう。ということと、どんな状況下になっても利益を上げ続けられる会社にしよう。という、運営の二本柱がありまして、それらを目指していくプロセスとして、まずは自身の心が豊かになるような有意義な会と捉えてるんですね。僕は仕事とは、会社の為に頑張るのではなく、自身とその家族の豊かな人生の為に頑張るんだ、と思うんです。会社や社会のために頑張って、豊かな人生を手に入れるのではなくて、豊かな人生を築くために、まずは優れた人間力を身に付けよう、結果、管理職になっちゃってた。みたいな(笑)。そんな発想が僕の中ではすごく強いので。。。。そういう大人の集団ってカッコイイじゃないですか。『名プレーヤーが必ずしも、名コーチや名監督になれるわけではない。』という言葉があって、僕はそのあたりにプロセスとなるヒントが隠されているのではと思い、アタックス様のお力もお借りして、みんなでこのテーマを一年かけて議論してみようか、となったんです。
司会
このサブリーダー会に期待したことはなんでしょう。
加納
この会をスタートした時、4人揃って食事しながら、まずは「出来ない」というような固定観念を拭い去りたかったんですね。人はいつでも変化していけるし、ずばぬけた環境適応能力を持つ動物なんだよね、っていうようなことをみんなで共有しました。「この会での色々な学びや気づきを、自身の心や人生を豊かにしていくきっかけにしよう」と。そこで得た知識や良いと思うことは、どんどん仕事にも活かしていこう。チャレンジしていこうと。
その結果、それが仕事の熱量にも繋がって、みんなでドカンと更に大きな元気玉のようなサービスがお客さまに提供出来たら、すごくいいんじゃないかな。そして、管理職者に必要な力量も知らず知らずのうちに身に付いていて、意識することなく自然体で出来るような感じって最高ですよね。
司会
ありがとうございます。では今回、どうしてこのお三方を選んだのですか。
加納
直感ですね。本当に直感です(笑)。  ずっと一緒に仕事をしてますから。。。
その時その時で、それぞれ乗り越えなければいけないことだったり、抱えているテーマっていうのが、当然、誰しもありますよね。そんな中、野村係長、井本主任、藤井主任とこのような会が必要だなって、直感で思ったからです。

PE部 メンテナンス課
藤井

司会
会社でよく皆さん4名で集まって、お話しされる機会とかあるんですか。
加納
僕はあまりないですが、みんな同じワンフロアにいるので。。。声は飛び交ってますよ。
司会
じゃあ、情報共有とかはどうされているんですか。
加納
直属の上司がいますから、通常はその上司と情報共有をしてます。仕事の都合上、現場への直行・直帰も多いので、長時間顔を合わせて喋るってことは月に1、2回になってしまうこともありますが、飲みに行ったり、会社全体の食事会も多いですし、なにより日常のみんなの表情は僕の席からよ〜く見えますから。。。(笑)
司会
ありがとうございます。次はお三方にお話を伺えたらと思うんですけれども、今回、このお話をいただいたときに、まず直感で何を思われましたか。藤井さんからお願いします。
藤井
率直にメンバーに人選していただいたこと、日頃の成果だけでなく、見ていただいてるっていうことに、やらなきゃなっていう思いはありました。
司会
それがもう意気込みとか。
藤井
そうですね。そちらに繋がっていくようなことですけれども。
司会
井本さん、いかがですか。
井本
最初に話を頂いた時、後輩は何名かいるんですけど。。。サブリーダーという自覚は特になくって。
司会
あんまりなかった。
井本
まだ先のことだろうと勝手に思ってたので、そんなに実感がなかったっていうのが正直なところです。

営業部係長兼 電子部品営業部
野村

司会
野村さんはどうですか。
野村
まず「サブリーダー会」という言葉自体が初めて聞いた言葉でした。将来、管理職を目指すにあたって、スムーズに業務にあたることができるための実践勉強かな、って想像していたのですが。。。先程、社長が言ってたように内容はもっともっとすごく壮大な「有意義な人生を歩むため」というこの会の趣旨を伺ったんで、本当に全く想像してなかったことでびっくりしました。
加納
壮大ですね、本当に(笑)。
司会
では、このサブリーダー会を進めていくにあたって、きつかったこととか、悩まれたことっていうのはありますか。
藤井
悩めば多分きりがないんでしょうけど、実務をやりながらでも、なるべくフラットな気持ちで挑もうと思っていたんですけど。。。現実世界に引っ張られてしまうことはありました。
井本
将来、自分がどうなりたいとか、会社がどうなっているとか、こうしたいっていう、想像が全くできてなかったので。。。希望として、ああしたいな。こうしたいなあ。っていうのはあったんですけど、いざそれを形にできるのか、それが良いことなのか、という事も解らなかったので、難しくきつかったとこかなと思います。
野村
このサブリーダー会のゴールとして「スイレイリーダーの心得10カ条」を定めようということになりました。
我々、3人共やっている業務が全然違う中、なってもいないリーダーについて、みんなで意見を出し合ってまとめていくというところが、まずきつかったことだったかなと思います。色々な話し合いを重ねてドンドンまとまった言葉になっていく中で、これでちゃんと言い残しはないかな?って最後はずっと自問自答してました。。。

PE部 設計課 主任
井本

司会
そうだったんですね。きつかったこと、悩んだことをどう乗り越えてきたのですか? 藤井さん、お願いします。
藤井
やるしかないって。
司会
目の前のことをやるしかない?
藤井
ええ、やるしかない。要所要所でアタックス様や社長からアドバイスをいただきつつ、野村係長、井本主任にすごく引っ張っていただいたから、何とか自分もしがみついてこれた、っていうのが率直な気持ちです。
司会
井本さんはいかがでしたか?
井本
何回も「心得10カ条」を作る上で話し合いをしたんですが、最初は何をしていいか分らなかったんです。
意見を出して、議論していくうちに言葉は違えど、幸い考えていることはみんな近かったので、言葉のチョイスとか、フィーリングがとても良かったです。
司会
では、野村さん。お願いします。
野村
乗り越えたというような実感はなくて、作り上げた!!という思いでして。。。
これから実践していく中で、色々悩んだり、壁にぶつかったりすると思うので、一つ一つ乗り越えていかなきゃいけないと思ってます。心得10カ条を決められたのは、正直、僕たち3人だけではなくて、ファシリテーターとして入っていただいたアタックスの土屋様、西様、杉山様や、社長からも機会あるごとにアドバイスをいただいて、僕ら3人が気付かなかったことを気付かせてもらい、結果的にいろんな角度の見方を踏まえた、確固たるものができたんじゃないかなと思ってます。
司会
次に、3名で作り上げた『スイレイリーダーの心得10カ条』のこだわりは何ですか?
藤井
これは今日、あらためて思ったことなんですけど、鋭い突っ込みを頂く中、あえてというか、型にはまってないところがスイレイ流っていうことで、実はそこがすごい肝なのかな、っていう気がしました。
井本
具体的にどうっていうところは少ないんですけど、全部、人柄が大事な項目なので、個性がいろいろあって、長所、短所が生かせるようにしていけたらいいんじゃないかなと思います。
野村
まず第一に、この10カ条が出来上がったときに、これは「スイレイのリーダーとしての覚悟だな」と思いました。これを実践しながら結果を出して、初めてリーダーと言えるんじゃないかと思います。そういった覚悟の気持ちを持って、まずやり切るということが肝だと思ってます。
司会
では10カ条を作り終えて、皆さん一人一人が変わったことと、あえて変わらないでおこうと思ってることをお伺いします。藤井さん、お願いします。
藤井
まだプレーヤーとして、最前線にいるような立場なんですけれども、このプログラムを通じて、リーダーとしての意識とは何か、というような。。。そういうものが僕の中で芽生えはじめてきました。変わらないことは、メンテナンス課の絶対的リーダーを目指す気持ちを持ちつつ、リーダーに必要な別の視点を探ることで、頭のストレッチというか、柔らかくさせてもらった感じはしますね。
司会
ありがとうございます。井本さんはいかがですか。
井本
変わったことと言えば、後輩への接し方をちょっと意識して変えようかなと思ってます。今までは、いいよ、いいよ、みたいな感じで、仲良し小良し的な接し方だったのを、ちょっと部下と上司みたいな意識をしつつ、徐々に変化していかなければいけないなぁと。あと、もうちょっと自分の意見を言うことですね。変わったことというより、変えなきゃいけないなと思ってるところです。変わってないことと言えば個性ですね。
司会
自分自身の個性とか?
井本
みんな、部下の社員もそうですし、先輩社員の方々もそうですけど、リーダーとしての心得10カ条において、それぞれの個性に合ったやり方があると思うんです。少人数だからこそ、個性もしっかり大事にしていこうと思います。
司会
野村さん、いかがですか。
野村
変わったことは、今までの自分の業務以外のことをいろんな角度で見るようになったことだと思います。例えば、トップが発信する言葉だったり、会社全体のこと、自分の部署が今後どういった方向に進んでいったらいいのかな、ということを考えるようになりました。ちょっとずつですが他のスタッフへも意識が向くようになったと思います。あと、仕事とプライベートのメリハリっていうのをしっかり意識していこうと、強く思うようになりました。変わっていないところは沢山あると思うんですけど、正直、自分ではよく分からないっていうのが本音です。
司会
ありがとうございます。
加納
真面目でしょ。
司会
真面目ですね。
加納
ね、真面目でしょ(笑)。すごい真面目でしょ(笑)。
司会
真面目ですね(笑)。素晴らしいと思います。
藤井
いつもくすぐられる、本当に(笑)。
司会
では今後、特に意識して取り組みたい内容について教えていただけますか?
井本
「周りを元気にする」っていうことですね。取っ掛かりとしては部下に対しての接し方や姿勢が、一番取り組みやすいのかな。。もうひとつは「お客さまと繋がり続けること」。僕のメインの仕事のひとつに、システムフローを図面に起こし、形にしていく作業があるんですけど、設備工事が無事に完成して、お客さまに喜んでもらい、いつまでも安心して使ってもらえることを常に目指すことが、繋がり続ける一歩かなと思っていて。。。それをきっかけにまた新しい仕事を頂いたり、その後のメンテナンス活動にも引き継ぎやすくなると思います。
司会
野村さん、いかがですか。
野村
私は、第1条の「リーダーとは方針や目標を達成するために、限られた資源を活かし最適な状態に導くこと」、第2条の「リーダーは部署の顔、まず人柄を重要視される」を強く意識していきたいと思ってます。この2つの心得は、実は弊社のトップに定めて頂いたんです。これが後に続く3条〜10条の起点だと思ってます。この起点となる二つをしっかり意識して具体的な行動へどんどんシフトしていきたいと思ってます。
司会
ありがとうございます。藤井さんは、どんな時に心得が必要になってくるとお考えですか?
藤井
何かアクションを起こす時ですかね。半期に1度の面談や、上司との月イチの面談であったり、そういった自分を振り返り、見直すタイミングで、どれだけ意識する事が出来たのか?、どれだけその達成に向けて取り組めたのか?をなるべく細かく分析していくことが、必要かなと。。。
司会
井本さんはどうですか?
井本
僕も藤井主任と一緒で、半期ごとの面談は、自分が今どれぐらい出来ているのかを振り返りやすいタイミングだと思いますが、なかなか身に付くものではないので。。。どのような時かっていうと、常にだと思います。
司会
ありがとうございます。野村さん、いかがですか。
野村
私も基本的には、これから自分の人生を送っていく中で起きること、また、自分で起こしていくこと、全てにおいて必要になってくることだなと思ってます。自分の振る舞いだったり、発言、行動、全てに10カ条を反映させることができれば、もっと有意義で楽しい人生が送れるんじゃないかと思ってます。
まず、毎朝毎晩読み返して、自分の中でしっかり心に刻み込むということから始めていきたいと思います。
司会
いま野村係長のお話に、毎日読むというのがありましたが、それはぶれない軸にするということでしょうか?
藤井
ぶれない軸にするっていうことは、揉まれながら変化を重ねて「これだ」っていうところに行き着いたものでないといけないと思うので、まずは実践しつつ仕上げていくことが必要かなと思います。3人で考えた歴史の浅い10カ条なので、長い時間が必要かと思うんですけれども、実践していく中でいい方向に修正していきたいと思います。
司会
時間をかけて揉んでいこうっていうことですね。
藤井
そうですね。
井本
自分のやってることと結び付けられるのかが大事かなと思って、言葉の読み返しも大事なんですけど、いかに自分の仕事にそれを変換して実践できるかですね。
野村
まず、この決めたことを仕事はもちろんのこと、プライベートでも、まずやってみるってことだと思います。やってみて、振り返ってみて、反省をして、またやってみると。そういうことを繰り返しながら、確固たる自分の軸にしていきたいなと。これがもう本当に当たり前のように、何も意識せずに普通にできる状態になって始めて、しっかり軸として自分の中に取り込めるんだと思います。
あと大切にしたいのは、言葉では表現しきれない思いや真意を、自分だけでなく、このメンバーや会社のスタッフの間にもどんどん浸透して、スイレイ全体の軸になればいいなと思います。
司会
では、皆さんの決意表明をお聞かせください。
藤井
スイレイのリーダーを目指す覚悟、しっかり社長を支える将来のリーダーとなるべく、自分たちで決めた10カ条を徹底的に実践して、自分のものにしていきたいと思います。更にトップが掲げた理念や、スイレイスタッフで定めたヒューマンマニュアルと呼ばれる人としてのあり方とも、全てリンクしていますので、自ら実践することで、周りにも波及させていきたいと思います。
司会
ありがとうございます。続いて井本さん。
井本
まず実践です。せっかくこういう勉強の機会を与えてもらったんで、業務に生かしながら、会社の雰囲気もより高まるよう結果を出して、日々精進していきたいと思います。
司会
野村さん、お願いいたします。
野村
いただいたチャンスを生かすべく、実施あるのみですね。
「私自身と家族が、より豊かな人生になるように」も意識をしていきます。ちょっと生意気かもしれないですけど、会社や周りの人たちにも恩返しができればと思ってます。2年程かけて、しっかりと「自分に定着した」形に持っていきたいと思います。と言いますのも2年後、弊社は記念すべき50期を迎えるので、私だけではなく、他のスタッフも何か一つ自分で定めたことをしっかり実践してもらい、華々しい50期を迎えたいと思います。ありがとうございました。
司会
ありがとうございました。では最後に加納社長、締めて頂けますでしょうか。
加納
はい。まず、冒頭ですごい偉そうなことを言っちゃったんですけど、いま野村係長は40代前半、井本主任、藤井主任は20代後半なんです。僕が27、28歳の頃は、もう本当に思考もくそもあったもんじゃない、瞬間的に気になるものに飛びついては飽きての繰り返しで、グラグラ揺れ動いてた年齢でした。それを思うとみんなを本当に尊敬します(笑)。
ひとつのテーマを一年間かけて議論し合って、自分たちの未来のリーダー像ってどんな人間力を持つべきなんだろうねって考えていく中で、先ほど藤井主任が言ってたのかな。。。頭のストレッチが出来た。つまり環境適応動物なだけに、癖の付いてしまった思考をメンテナンスをしながら、大きなテーマを共有できたこと。これが一番意味のあったことじゃないかなと思います。「リーダーの心得10カ条」ってものが出来上がるとは夢にも思わなかったです。そこに導いてくださったアタックス様のお力添えにもすごく感謝しています。ありがとうございました。

この学びや気づきを実践して、新たに良い癖付けをしていかないと勿体無いですよね。成果はその時に出てくると思います。会長からは「勉強好きであれ」って、よく会議中に言われます。その通りだと思います。常にアンテナを張ってあらゆる知識を増やしながら、正しいと思うことや素晴らしいと思うことは真似をしてでも取り入れて、自分のものにしちゃえばいい。そういう楽しみ方を人生にも、仕事にも取り入れていけば、本当に素晴らしい未来を創っていけますよ。だってそれは、強いパワーで満ち溢れていますから。簡単ではないですが、ここにいない人も含めて、みんなで実践していけば、自身とその家族の幸せの追求ができる会社に必ずなりますよ。今日はそんなスタートラインに立てたことを嬉しく思います。
司会進行 北村 信貴子
司会進行 五十嵐 順子 株式会社アタックス