設計・施工

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 水処理プラントのエンジニアリング企業として、弊社の最も顕著な特徴は、自社特許とメーカー機器を組み合わせ、お客様に最適化した水処理設備をつくり上げる『選定技術』です。

 メーカーが開発した機器には、それぞれ仕様書が付属されますが、実際の稼働時の能力は、必ずしも仕様書の数字通りに発揮されるわけではありません。機器は個別に動くのではなく、組み合わせて動かすからです。弊社の水処理システムは、機器の能力を『たし算』するのではなく、『かけ算』します。この『かけ算』(選定技術)そのものが、弊社の有する特許だということは、あまり知られていません。「*1メッキ処理における水の利用方法」、「*2三価クロメートの表面処理における水の再利用を図る排水処理装置と排水処理方法」などは、機器そのものの特許ではなく、『選定と組み合わせ』に関する特許です。
 これを活かし、安全性、初期費用とランニング・コストの適切なバランスを考慮した上で、お客様の目的を効率的に達成するために、優れた技術を持つ企業の機器の親和性を高める選定を行います。その有機的な組み合わせによって、各々の機器の仕様書を超える処理能力を引き出します。使いやすい動線や、お客様による日常点検の利便性を考慮したレイアウトもまた、数字には表れない弊社の強みです。

 プラントエンジニアリング部(PE)設計課では、机上で図面を作るのではありません。社内においては営業技術者、メンテナンス技術者と常時連携して現場に足を運び、社外においては、ともに信頼を築きあげてきた協力企業とタッグを組み、緻密で迅速な工事を行います。化学的な計算値に基づいたビーカーテストに始まり、水処理プラントにまつわる最小イニシャルコストの試算を繰り返し、いかにして隙のない水処理システムを実現するかを考え抜きます。

 近年では、国外からも水処理システムの構築依頼が届くようになりました。支社を有するタイだけでなく、インドネシアやマレーシア、韓国をはじめとするアジア諸国から、アメリカ、メキシコまで、日本企業の海外進出を助けるパートナーとして邁進しています。

*1 メッキ処理における水の利用方法 【特許・第3096292号】
*2 三価クロメートの表面処理における水の再利用 【特許・第4295352号】

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