営業部の高梨です。今回のオフィシャルレポートは昨年末の協力会社様忘年会の様子と共に、協力会社様の技術があってこその水処理技術ということに関してご披露したいと思います。
毎年暮れに、日頃からお世話になっている協力会社の方々をご招待して、感謝の気持ちを伝える場として忘年会を開催しています。富山、横浜、大阪など遠方からもご足労いただいて総勢70名以上の協力会社様にお集まりいただきました。
当日は、日頃の感謝と歓談に加えて、今回はクローズド型リサイクリングシステムに関する技術紹介もご披露したく準備を進めてきました。
クローズド型リサイクリングシステム設計のきっかけは、水リサイクルという概念がない頃の約40年前、とある工場での出来事がきっかけです。汚水を処理した水を放流している池で泳ぐ鴨の親子が可哀想だという社長様の想いがはじまりだったそうです。処理した水を放流しない設備を1から構築するには膨大な時間とコストがかかってしまうという難題がありました。そこで、すでに世の中にあるよい機器・コア技術を組み合わせれば効率的、かつ低予算で構築できるのではないかという発想が、現在の弊社の最大の特徴であるお客様の汚水状況に合わせたオーダーメイドシステムの礎、アッセンブリー技術の根幹になっています。
当時は機器・コア技術を開発した協力会社様でさえも、工場の排水処理設備に使用するとは考えもしなかったようです。今日まで更によい機器・コア技術が次々と生み出されると同時に、日進月歩でシステムをブラッシュアップし続けて、現在では弊社のクローズド型リサイクリングシステムは水回収率95%までの実績を上げることが可能となり、航空機の表面処理分野のお客様を中心に高い評価を頂くまでになりました。
まだまだ挑戦する課題はあり技術追求は続きますが、40年程の歴史を振り返ってみても、協力会社様の製品や技術があってこその賜物で感謝の気持ちでいっぱいになります。
今回の忘年会を通じて、協力会社様からも「我々の機器や技術がこのような形でまた価値を創出しているのですね!」と実感頂け、これまで以上に交流が深まり笑顔が絶えないアットホームな雰囲気に包まれたこと、また弊社のありのままの一面もお伝えすることが出来て、新たなつながりが生まれるきっかけとなることを楽しみにしています。
日頃より、皆様方の熱いサポートとご参加に心より感謝申し上げます。
社員一同、これからも更なる飛躍を目指して参ります。今年もよろしくお願い致します。
次回の忘年会も更にブラッシュアップして楽しい企画をご用意いたします。是非、早々とご参加のご予定をスケジュール帳に記載ください。笑
ありがとうございました!
※クローズド型リサイクル設備に関する詳細は、こちらをご確認頂けますと幸いです。
令和6年1月
営業部 高梨