営業部メンテナンス課の勝俣です。今回のオフィシャルレポートは2024年末の協力会社様との忘年会の様子と共に、弊社が取り組む水処理管理技術についてまとめたいと思います。
今回、ご紹介させていただいたのは、弊社が力を入れて取組む水処理管理SUIREISACRAについてです。
昨今、通信技術が進歩し、あらゆる業界でAIや遠隔管理などが広く発展し始めています。弊社でもその技術を利用して、管理の質をもっと高めていくご提案として、SUIREI SACRAを推奨しています。
生物系の水処理メーカーであるエステム様が開発したSACRAを基に、共同で展開しています。
概要として、水処理に欠かせないPHやORP、流量等の数値情報を信号として取込み、それをクラウドへと飛ばすことにより、専用のサイトであらゆる管理を可能にします。
主な機能としては、数値をトレンドグラフとして落とし込み、経時的に推移を確認することやある閾値を設定して外れたらメール等にて連絡する機能、日々の点検結果等を見やすく解りやすく整理し、データ管理ができます。
一見、シーケンサーでのプログラム技術でも行うことは可能なので、今までとあまり変わらないと思いがちですが、運営上の違いは以下の4つが主になると思いますが、何よりそのスピードの速さです。
1.インターネット環境があれば、どんな時でも確認可能である。
2.取り込んだデータを組み合わせて瞬時に相関関係を構築できる。
3.人的負担を軽減しながら、データを駆使することにより、予防保全がより可能である。
4.蓄積したデータより、インプットの傾向が把握できることで、処理不良等による生産ラインへの運営リスクが低減できる。
5.あらゆる履歴管理が可能のため、人的変更が生じた際への引継ぎやOJT教育が容易である。
弊社の実績からの概算では、水処理管理にかかる年間コストの1割程度は必ず削減できます。おそらく、近い未来には蓄積したデータをAIが解析して、環境に応じた処理管理が可能になってくるとそれ以上のコスト削減も容易になってくると考えます。是非、SUIREISACRAの導入をご検討されてはいかがでしょうか。(笑)
※SUIREISACRAに関する詳細は、こちらをご確認いただけますと幸いです。
日々安心安全な運営活動が今以上に可能になる、そんな日が一刻も早くご提供できるよう、弊社も管理技術をアップグレードしていくよう日々精進してまいります。
結びになりますが、昨年末で、協力会社様をご招待しての忘年会は4回目となり、当初は総勢30名程でしたが、現在では総勢80名以上の方々にお集まりいただきました。
岐阜で活動をする若手音楽複合ユニット『BANDIT』にも出演いただき、若者のダイナミックなエネルギーに触れる機会もありました。
あっという間の限られた時間ですが、とても有意義で楽しく大切な時間です。協力会社様それぞれの素晴らしいコア技術があってこそ、弊社の水処理技術やサービスをお客様に提供できること、社員一同、日頃より感謝しています。
来年の開催日時は2025年12月19日(金)を予定していますので、ご予定をスケジュール帳に記載いただければ幸いです。(笑)ありがとうございました。
令和7年2月
営業部メンテナンス課 勝俣