合い言葉は『決して、NOとは言わない』。質にこだわった「痒いところに手が届く」サービスを徹底的に追求し、現在は、約100社の定期点検を請け負っています。緻密な検査で、既存の水処理システムの能力維持と高寿命化を実現するだけでなく、稼働させていく中で変化していく既存設備への新たなご要望に応える、改良・更新のご提案を得意としています。メンテナンス・サポートでの改良・更新案件で、特にご好評を頂いている分野は、製造業界で急迫の課題とされている『減員化/無人化』のためのご提案です。代表的なものとしては、日常使用する薬品の残存量を制御盤に表示するシステム更新や、非接触センサーの導入によって、日々のセンサー清掃が不要になる軽減策など、時代の変化とともに新たに生み出される技術を取り入れています。加えて、設備全体の管理ロードマップを作成することで、計器や部品の摩耗、能力低下を極力低減。年間を通じて管理予算を平均化し、施設の高寿命化を達成するマネジメント・プランもご提案しています。
<改良・更新事例>
◇ 放流基準順守のための改良事例
「最近、排水の不純物濃度が上昇してきている」というご連絡をいただき、現在の排水量や排水濃度などの現場調査を行いました。その原因が、設備のキャパシティに関係するのか?処理薬品の適性の問題なのか?など諸条件を勘案して、設備の更新や使用薬品の変更、注入量の変更などをご提案し、安心して運営できる状態を取り戻しました。
◇ 「自社型」再生式イオン交換塔から「委託型」再生式イオン交換塔への改良事例
「自社型」再生式イオン交換塔によるお客様の再生作業や再生廃液の処理などの作業負荷と、排水処理水質の負担低減をご提案しました。その結果、総合的な見地から、「委託型」再生式イオン交換塔への更新で負担低減と環境リスク低減が可能となりました。
◇ ライン増設にともなう排水処理装置の更新事例
ラインを増設することになり、排水量が2倍に増えるというご連絡をいただきました。まず、現状の設備で対応可能なのかを検証。一部の機器を変更、改良をすれば対応可能なのか?もっと大幅な更新が必要なのか?お客様とともに最適な処理方法を打ち合わせ、ご提案いたしました。
スイレイでは、全ての社員がメンテナンスの現場で経験を積みます。新規案件で、営業/設計/メンテナンスから組まれるチームの軸になるのは、共通する「現場感覚」です。そして日々、メンテナンス課から発せられる最新の報告や意見が、弊社の足腰を支えています。