SUIREI THICK 高速凝集沈殿
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スイレイシック
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スイレイシックの構造
スイレイシックの構造と原理
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①処理水確認孔
処理水を確認するための点検孔。処理水確認孔を取り付けて、常に清澄な処理水が得られます。
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②減速機
この減速機によってスクレーパー(汚泥掻寄機)を低速で動かし適度なフロックを崩さないよう、ゆっくりと掻き寄せます。
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③傾斜板
沈降槽の上部に傾斜板を配置することによって、効果的な沈降分離を行うことができます。
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④点検窓
フロックの流動、沈降装置の点検を行うための点検窓です。沈降装置の設計、製作、販売、据え付けを含む長年の豊富な経験を基に設置場所や条件により最適な形を選定することができます。特にスライディング点検窓は水の流動状態を常時確認できるため、装置運転のポイントとなります。
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⑤スクレーパー(汚泥掻寄機)
ゆっくりと回転し、傾斜板に沈降したスラッジ(汚泥)を低速で掻き寄せます。掻き寄せられたスラッジは底部に集められ汚泥桝により排出されます。
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⑥汚泥桝
沈降してきたフロックを、時間をかけてスクリュー(汚泥掻寄機)によって集め、掻き寄せ、集めるスペースです。
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スイレイシックが他の沈降槽と違う大きな特徴
一般的な沈降槽ではフロックの沈降分離を行うための滞留時間を得るために、非常に広いスペースが必要となります。
スイレイシックでは槽内に傾斜板を入れることにより沈降効率を高め、より短い時間、省スペースでの沈降分離が可能となりました。これにより沈降に必要な滞留時間が削減されることで設置に必要なスペースの低減化を実現しました。 -
スイレイシックの特徴
・滞留時間の削減
・省スペース化の実現
・メンテナンス簡素化
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